Ayumutan’s diary

生活改善、メンタル系の記事を書きます。

「ミラノ大聖堂」 建物巡り(イタリア)

概要

 

イタリアのミラノのドゥオーモ広場中央に位置するゴシック建築を代表する教会堂。完成までに400年以上かかっている。しかも、あのナポレオン・ボナパルトも関わっている!全長158m、幅93m、地上高108m、天井高約45mの5廊式建築でヨーロッパでは3番目の規模となる。白大理石で造られ、外部には2245体の彫刻像の装飾がされているのが特徴。もう一つの特徴が135本の尖塔(せんとう)がある。尖塔の天辺には聖人の彫刻が施されている。一番高い位置には金のマリア像があり、昔はマリア像より高い建物を建てることが建ててはいけない規定があった。(写真参照)

 ※神聖な場所のため、露出度の高い服装では入場ができないので注意!

 

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広場の中央に迫力ある大聖堂。近くでみると装飾が細かく造られている。

 

 

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 大聖堂内部には巨大な柱が52本、アーチ状の天井、窓は色鮮やかなステンドグラスで装飾されている。天井が高く広々としているが、高窓ひとつひとつが小さいため内部はやや暗め。

 

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内部奥には祭壇がある。

 

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屋外階段もしくはエレベーターで屋上にも行くことができる。(いずれも有料)

詳しく知りたい方は下記を参照。

 

 

歴史

 

初代ミラノ公ジャン・ガレアッツオ・ビスコンティの発案により1386年に着工し、1813年に完成。多くの建築家が参画した。1386年に内陣より起工。1450年頃に交差廊が完成。その後外部を施工。1490~1550年に採光塔、1765~69年に尖塔を建設。何年か未完のまま残されて最後はナポレオン・ボナパルトの命令によりファーサード(建物正面)を含め1813年に完成した。

 

裏情報

 

当初の計画では交差廊を1スパン長くし、高さ54mのヴォールト(アーチを基本にした曲面上の天井)を架ける予定だった。